自分に合う求人を見つける方法

icn_7
なぜ転職したいのか掘り下げましょう
今いる環境に、何かしらの不満だったり不協があるからこそ、転職を考えられているはずです。 まずはそれが何かをクリアにしていきましょ。 よく聞く理由第一位は人間関係。 保育士の転職理由は圧倒的にこれが多いです。 人間関係が合わずに転職される方は、もう少し解像度を上げて考えてみて下さい。 対象が管理職である園長や主任だった場合には、どういう時に合わないと感じたのか、振り返ってみてください。 頑張ったのに褒めてもらえなかったのか、ミスした時に冷たくされたのか、言語化出来ないようなその人の雰囲気なのか 理由が明確になれば、あとは同じ事がないように、インターネットでしっかりと情報を見たり、 面倒だったとしても見学に足を運んで園の様子を確かめましょう。
icn_7
更に踏み込んで調査するには...
と、ここまでが、基本中の基本です。 更に慎重に、合っている園を見つけたい方は、若干禁じ手感はありますが、まずはパートとして、勤務してみましょう。 早番か遅番に寄ったシフトに入れる場合は、まず非常勤でも採用になるはずです。 掛け持ちして、朝はA園、夕方からはB園とかでも良いと思います。 中に潜り込んで、誰が中心の人間関係図になっていて、自分はどの位置に入っていくことができそうか、 そういった人間関係を中心偵察しましょう。 仮に「ここは違う」と思ってパートを退職しても、経歴上には大きな影響はありません。 次の面接の際には、つなぎで頼まれて一時的に勤務していたことにすればいいと思います。 少々遠回りにはなりますが、着実には合う職場に近づけます。 ただし、保育園の場合特に、管理職の異動などの人員配置が発生する可能性も低くはない上に、 1人の問題職員が後から入社してくることによって大きく秩序が乱れていくので、入社後にずっと理想の状態が 維持されるわけではないので、それは覚悟が必要です。
icn_7
合う求人を見つける以上に重要なこと
ここまで、合う求人というテーマでのお話をさせていただきましたが、仕事を探していく上で実はこのような考え方は お勧め出来ません。 結局のところ、合う合わないの最終的な判断は、入ってからでないと分かりません。 保育園の場合には人間関係での相性によるものが大きいので、余計に入社前にそういった場所を見つけるのは難しいです。 そして合う求人を探すと、合わない場合にまた相手側への不満が募り、結果的にまた転職してしまう可能性が高くなります。 目的自体が、少しでも気持ちよく楽しく仕事をしていく、ということであった場合には、相手側の合う合わないに フォーカスする以上に、自分が相手にどのように合わしていくのかにフォーカスしていくことの方が重要です。 これまでの失敗経験やストレス度合いが強かった思い出を振り返り、同じような機会に出会わないように工夫して 探すことも必要ではあるのですが、最後を運に任せるのではなく、自分自身がどのように振る舞うことが出来れば、 避けれなかったとしても上手くコントロールしていけるかを考えていくことが出来れば、運ではなく、 自分の力や工夫によって、自分に合う環境を作っていくことが出来ます。