たんぽぽのこども保育園の求人

定員人数は、0～5歳児が合計で19名です。

0歳児さんが多い場合などは面積の関係上少なめになるので、今は17名在籍しています。

「生きる力を仲間の中で」ということで日々の保育をさせて頂いております。小規模なのもあるので、「今は○○の時間だよ～」と時間時間で動くのではなくて、ある程度その子その子がしたいことを一緒に考えながら一緒に話し合いながら日々の中で生活をするようにしているので、一斉保育というよりかは個々の状況に合わせた保育をさせて頂いている形になっております。
あとは、普通保育園って「○○先生」と呼ぶかと思うんですけれども、そこも先生という風にしてしまうと大人が子どもに教えてしまう存在という風な捉え方もあると思うので、そうではなくて当園では先生ではなく保育者を「○○さん」「○○くん」「○○ちゃん」とか、対等な形で名前ってところで呼ばせて貰っています。一緒に生活しながら、お互いが成長し、その子らしさが見えてきたらいいなと思って保育をしています。

あとは、外遊びとかは当たり前ですけれどもたくさんさせて貰っていて、例えば公園に行って遊ぶというのもそうですが、本当に自然が豊かなところで近くに多摩川があるんですね。スーパーで糸とスルメを買ってそこへカニを釣りに行ったりとか、夏であればセミがたくさんいるのでセミをとりに行ったりとか、自然の中で自然と接しながら外遊びをしています。東京だと目の前が道路だよ、とかっていう保育園もあるかと思うんですけれども、たまたま環境に恵まれているのでその環境を存分に活かして子どもたちと遊んでおります。

また、今はコロナの影響で中々出来ていない部分もあるんですけれども食育とかもしています。例えば、特別なことを食育としてしましょう、ということもしますがそうではなくて、日々の生活の中でもするような、お米を研いでみるとか、バナナを切ってみるとか、玉ねぎの皮を剥いてみるとか、そういった食育を大切にさせて貰っています。畑があるので、そこで大根を育ててじゃあそれを食べてみようか、とその日に調理をしたりとか、そんなこともやっています。

保育園って装飾であったりとか、そういったところで時間を取られて残業が多い、そんなことがあると思うんですけれども、当園は壁の装飾とかに力を入れるのではなくて、自然物を持って来て飾ることが多いです。例えば、桜の装飾を作るのではなくて、自然物（本物の桜）を持って来て季節を感じられるようにしています。また、残業続きで次の日の力が出ないよ、というようなことも他園ではあるかもしれないんですけれども、残業がほとんどないのでないのでそういうこともありません。
だから、装飾や製作が好きな人は作れないことに少し物足りなさを感じてしまうかもしれません…。ドングリやお花など、本物を持って来てそこで自然や季節を感じる、というような園の環境設定になっています。

小規模なのでワンルームで保育をする形になるんですけれども、その中で0歳児さんの安全であったりとか、区切ったりであったりとかをしながら、保育を行っています。基本的にはワンフロアで、子どもの顔やお互いの顔が見渡せるような形での保育にはなっております。環境としては、年齢に合ったおもちゃや絵本などの用意はさせて頂いております。また、一般的なおもちゃだけが保育園の中で使うものではないと思っておりまして、例えば子どもたちと一緒に洗濯物を干したりとかをしています。つまむのも手の発達がすごく必要なので、そこで発達の援助にも繋げています。園内にはソファもあり、保育園だからちゃんとしなきゃいけないよというのではなくて、長く子どもたちが過ごす場所なのでソファでだらーんとなっても良いし、という感じでリラックス出来るような環境を目指しております。

職員の年齢層は、パートさんも含めて20代の者から上は60代までおります。職員が14人くらいいるのですが、3人が男性ですね。また、ほとんどが子育て中の世代でして0歳児クラスの年齢の子から高校生のお子さんがいる方までおり、結構急な休みが多いです。ただ、お互いが子育てをしながらやっているので、「今日は私ちょっと子どもが熱出て休んだけど、次はカバーします！」というように助け合いながら保育を行っております。だから比較的休みやすい園であると思います！働きやすくなればいいな、と思ってやっております。
また、非正規の者に関しては残業が0に近いと言いますか、すごく残ったねという月でも5時間とか、そういった形で残業はおそらく多めではないかなと思っております。今までの実績がこのような形でこれからどうなるかはまだ正直分かりませんが、今4年目でその間ではこのような形になっております。

ICT化でコドモンさんを入れさせて頂いていて、連絡帳含め保護者さんへの連絡、書類、午睡チェックなどの日々の業務をコドモンさんで行っています。子どものお迎えが遅くなって残るようなこと以外は、書類が終わらないとか持ち帰るとかはほぼないです！クリスマス会やお誕生日会など、子どもの季節の行事はやらせて貰っているんですけれども、運動会とか劇とかをする発表会とかは行っていません。園ですいか割りをするとかこいのぼりやおひな様をやるとかそういうのはあるんですけれども、保護者様に見てもらうために何かを準備して頑張るというのはないですね。やはり活動の内容を大切にしたいなと思っているので、準備のためにすごく時間を使うのではなくて、日々の生活の中で四季であったりとか日本の大事な行事であったりとか、っていうのを感じられるような保育をしております。誕生日会というのも月でまとめてではなく、一人ひとりの誕生日に「おめでとう！」という風にやっています。保護者会は年に2回あるような形になります。

基本は祝日と日曜日がお休みになっています。土曜日に出勤をしたら他の平日のどこかで調整をさせて貰う形にはなっております。有休に関しては、結構取っている者と取っていない者で差は激しいんですけれども、取っている者はもう残っていないくらい取っています。やはり子育て中の方だと休むことがあったりとか、家族の時間を作りたい、子どもさんをみたいよというのもあったりするので、そういうところで使う人は使っていますね。
お子さんに合わせて、という方が多いのが現状ではあります。

当園の保育に共感して頂ける方が来て下さったら嬉しいなと思います。あとは、やっぱり子育てしながらでも働けている職員がいるので、これから来て下さる方にも働きやすいと思って頂けるのかなとは思っています！一斉保育ではなく、小規模ならではの距離感や空間の中で一人ひとりの子どもと向き合いたいよという方にぜひ来て頂けたらと思います！

【インタビュアーの声】

日々の生活で行われるようなことを保育に取り入れたり、自然物を使うことで本物に触れながら季節や自然を感じられるような保育環境を整えたり、人としてすごく豊かに成長できるような保育園だと感じました。働きやすさをとても大切に考えられていることも伝わってきて、楽しくのびのびと働けそうな素敵な園だと思います！